1996年10月に購入した、SONYのCyber-shotである。もちろん初代。
最初はPCに取り込むのにもえらい時間がかかり、本当に手間だった。
今は取り込むのもあっという間、とまではいかないが、最初の何十分の一である。それくらい、取り込みソフトもよくなったし、我が家のPCも進化した。勿論Cyber-shotもだんだんとバージョンアップしていったが、まだ動くから、とこれを使いつづけた。夫は新しいものを欲しがったが、ウチにはお金はありませんと言い張った。いやこれは事実。
しかし寄る年波には逆らえず。酷使したせいか、シャッターが甘くなったり、そのせいでブレることが多くなった。
このほぼ2年半の間に、何百枚、撮っただろう。
ボツの数を入れると、何千枚である。大袈裟ではない。本当にそれぐらい写している。
メインは当然ハムだ。太郎も、玄太も、長ちゃんも、ゴルゴも、菊五郎も、五右衛門も、銀次郎も、牛三郎も、みんな、これのお世話になった。
新しいデジカメが届いた2日前、銀次郎は旅立った。それがとても残念である。新しいデジカメで写してあげたかった。
ありがとね、Cyber-shot。




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